完璧主義や過保護は自立を遅らせるかも…!
テキトーに接して自分に自信を持てる子供に育てましょう!
この本のテキトーっていうのは適切なって意味なんだね
こうしなきゃいけないってことじゃなくて
子供をよく観察して、柔軟に接してあげるのがポイントね
親が正解を決めちゃうのは良くないもんね
個性を大事にしてあげて、自信と自立を助けるような育て方ができるといいね
立石美津子さん著の子育てアドバイス本。
30年以上の教育現場での経験をもとにした「テキトー」な子育てのコツを紹介しています。
タイトルから「真面目すぎずにズボラな子育てをしよう」という内容かと思いましたが
実際は適切に子どもを観察し、適切な判断をし、適切な態度を示す、という意味の「テキトー」でした。
完璧主義は良くない、という意味に含んでいましたので全く的外れではなかったのですが。
子育てのゴールは「自立」であり、自立するためには自分を好きでいることが大切だというメッセージが込められています。
ちなみに、解説に書かれていた聞いてほしい方はこんな感じ。
【こんなお母さん向け!】
◎完璧主義のお母さん
◎「あなたのためを思って」が口グセの過保護なお母さん
◎「一番にならないとダメだ」と思っているお母さん
◎自分が果たせなかった夢を子どもに託しているお母さん
◎子どもの短所がたくさん目についてしまうお母さん
◎できない時だけ叱り、できた時に褒めないお母さん
ちなみに、解説されているアドバイスの例を挙げるとこんな感じです。
– 「エラいね」「お利口だね」と言わない→感謝するだけでOK!
– 「考えること」を強要しない→自分で考えたように錯覚させよう
– 短所を指摘しない→魅力はとらえ方次第!
– 子どものケンカに口を出さない→温かく見守れば大丈夫
– 習い事を無理に続けさせない→子ども自身に決めさせよう!
– ママ友に同調しない→ブレない親に子どもは学ぶ
他にもいろいろアドバイスがありましたが
個人的には「習い事を無理に続けさせない」というアドバイスは自分の実体験も相まって納得の内容でした。
あと「「うんこ」「ちんちん」を叱らない」というアドバイスは結構難しいな、と思いました。
この辺のワードはやっぱり注意したくなりますよね。
でも親が「言ってはいけないこと」の線引をしっかり見極めていないと、子供も萎縮するというか、自主性や自信が小さくなってしまう要因になるんだなと認識させられました。
完璧主義や過保護は自立を遅らせる要因になるので良くない…!というのは誰もが想像できますよね。
でも実際子育てをしてみるとそのバランスは難しい…んだろうなと思います。
自分はまだ子育てが始まっていませんが。
実際に始まったときに「どうすればいいんだろう」と悩んだらこの本を見返して、方向性を再確認するようにできたらいいなと思います。
イラストや漫画が多く、気軽に読める内容となっています。
子育ての方向性に不安を感じている方はぜひお手にとって見てはいかがでしょうか?
ママだけではなく、もちろんパパにもおすすめですよ!
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