カードを使ってすべき対応とNG対応を簡単に確認。
たくさんのシチュエーションで詳しく解説されています。
怒鳴らない方がいいって分かっているのに、つい余裕がなくなることがあるよね
子育て中は特にそういうことが多そう。気をつけたいのはやまやまだけど難しいよね…
この本の付録でついてくる「青カード」「赤カード」を使うとすぐにOK、NG行動が確認できて便利だよ
実際にどういうときにどんな対応をすればいいのか、たくさんの例が載っていて助かるね
「子どもも自分もラクになる「どならない練習」」は茅ヶ崎市役所の職員で、子育て相談や児童虐待対応の経験が豊富な伊藤徳馬さん著の子育て指南書です。
「ちはっさく」は、子育て支援の現場での子育て講座に特化した簡易親支援プログラムです。
その「ちはっさく」での要点をまとめたカードを使いながら子どもへの対応方法を指南しています。
OK行動の青カード、NG行動の赤カードの2種類。
それぞれのカードを都度見返せば、すぐに子どもへの対応に対する意識が引き締まる感じです。
青カードの内容は以下の通り。
「代わりの行動を教える」
「ほめる」
「一緒にやってみる」
「待つ」
「気持ちに理解を示す」
「落ち着く」
「環境をつくる」
見ればわかると思いますが、これらは子どもに優しい対応方法。
赤カードの内容は以下の通り。
「あいまい」
「長い説明」
「否定形(禁止)」
「いやみ」
「脅す」
「罰」
「質問風の攻撃」
「どなる」
これらは子どもに不利な対応方法。
もちろん青カードがいい対応なのはどなたでもわかりますよね。
この本の良いところは赤カードもついているところ。
赤カードの内容は、つい出てしまう行動です。
日々の子どもへの対応を振り返ってみて、赤カードの行動になってしまっていないか、簡単に自己反省できるわけですね。
本の中では様々なシチュエーションが紹介されています。
それぞれで青カード、赤カードの内容に沿った回答が説明されており、実際に自分がどう考えたか、それに対して回答はどうだったか、見直しができるのでとても勉強になります。
ついつい子供に対して怒鳴ってしまうという方はかなり参考になるかと思います。
ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?
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