コミックを交えた妊娠・出産・育児の百科事典的書籍
わかりやすいマンガと専門知識が相乗効果をもたらす良書
情報量が多い育児本ってすごく役に立ちそうだけど
いざってときに欲しい情報がほしいのか見つけられるか不安だよね
育児中は頭が働いていないことも多いからね
マミーブレインなんて言われる症状もあるし
情報が豊富で、かつ検索しやすい本があると良いよね
この本はそういう意味では手元においておくのにぴったりかも
わかりやすいコミックと豊富な専門知識の合せ技になってるものね
パッと話題が確認しやすくて、情報も深堀りしやすいから助かるわ
本日レビューする育児本は「マンガでわかる!妊娠・出産はじめてBOOK」です。
本書の著者はアベナオミさん。
本書は妊娠期から出産、育児までの様々な情報をコミックと詳細な説明のセットで確認できる育児本です。
コミックの方では実際の育児体験を元にした話が聞け、説明の方は専門家のアドバイスをもとにしっかりとした知識を確認できます。
以下が本書の目次です。
目次
体の変化、周囲への報告、お役立ちアイテム マタニティライフのポイント
制度を把握してきちんと申請を!妊娠・出産で「かかるお金」「もらえるお金」
妊娠後期になったら揃えておきたい 出産準備アイテム
お産に備えて予習しておきたい 産院選びから出産までの流れ
飲んでくれない、乳首が痛い…おっぱい・ミルクの気がかり
なかなか寝てくれない…、泣き出すと大変!夜泣き・寝かしつけのポイント
いつから?何を作ればいい?はじめての離乳食の進め方
危険ゾーンをチェックして未然に防ぐ 赤ちゃんのお部屋づくり
知っておきたい!赤ちゃんの病気・ホームケア
今から備えておきたい 教育資金・保険の貯め方・選び方
いつ?何から始めればいい? 保活のダンドリとスケジュール
育児・家事・仕事のバランスが大切! 仕事復帰で押さえておきたいこと
本書の特徴はその応報量とわかりやすさ。
ベースでも3パターンの家族が出てきており、それぞれの家族別に経験談が出てきます。
そのため、いろんな状況別の家族に対応できる経験談が用意された書籍となっており、幅広い家庭の参考になるでしょう。
またその体験談をもとに「HOW TO」として専門家の監修が入った情報が解説されるので、しっかりと使える専門知識が身につきます。
特に使えそうだな、と思ったのは「もしものときに備える!赤ちゃんがいるおウチの防災ガイド」。
最近は地震が多いので防災グッズを備えている家も多いかと思いますが、特に赤ちゃんがいる家が備えておいたほうがいいものが解説されているんです。
こういう点は意外と盲点なので、こういうところでピックアップしてくれるのは凄く助かるなと思いました。
また家具の角やベッドの段差などの家庭の危険ゾーン。
この危険ゾーンについて月齢別に注意すべきポイントを整理してくれています。
例えば、寝返り機にはソファに寝かせない。つかまり立ちをし始めたら引き出しの多作をしたり踏み台になるものは置かない。
知っている方からすれば常識と思うかもしれませんが、これが意外とうっかりしてしまうもので。
ほんの1分目を離しても危険な状況に飛び込んでしまう赤ちゃんですから、常に頭に叩き込んでおいて早いうちから対策ができるといいですね。
豊富な知識がコミックでぱっと検索しやすく、それでいて詳細な情報にたどり着きやすくなっていますので
忙しい育児の時期にはこういう本が1冊あると助かるかと思います。
いろんな状況に合わせた情報を検索しやすい本がほしいという方にはぴったりです。
ぜひ一度お手にとって見てはいかがでしょうか?
コメント