3歳までに接種した菌の量で人生の幸福度が決まる!
接種のタイミングやコツに注意!
子供の健康や幸せや学力が菌で左右されるの?
菌が出すセロトニンやドーパミンが感情や行動に作用するんだって
へぇー!そうなんだ!
しかも3才までに腸内細菌の状態が決まるの!だから私達がちゃんと気をつけてあげないとね!
免疫専門医の藤田紘一郎先生が監修した、子どもの腸内環境と幸せについて解説した本でした。
紙の本はマンガ形式になっており、難しい本が苦手な方でも分かりやすく菌について学べます。
腸内細菌の種類は子どもの健康や性格に大きな影響を与えるらしく
その種類は3才までに決まってしまうということでした。
もちろん、それだけで人生の絶対的な幸福度が決まるわけではないですが
赤ちゃんの時点でどのような菌を接種させてあげられるかがその人のパフォーマンスに大きく関わるということですね。
妊娠のタイミングから3歳までにどのようなことに気をつけるとより良い腸内環境を作れるのか。
最新の研究結果をもとに一問一答形式で回答しています。
自分は筋トレをしているので、栄養摂取の面から腸内環境が大事という認識はありましたが
その腸内環境の大部分が3歳までに決まるというのは驚きでした。
また、帝王切開で出産すると母親の膣内の菌を獲得できないという話もあり、そんなタイミングから菌について意識を持っておくべきだとは。
もちろん、取り返しがつかないというわけではなく、その後、母乳やヨーグルトの接種などでフォローをする方法も解説されています。
子供に対しては「清潔にしなければ!」という意識がどうしても働きがちです。
しかし、外で遊ばせたり、動物と触れ合わせたりすることで菌を接種することも大事、という解説もありました。
接種を始めるタイミング、方法についても解説されており、不用意に触れさせることが不安な場合にも安心できる知識が身につけられますね。
ちなみに、なぜ菌が幸せに影響するかというと。
体調や栄養の接種に影響があることもありますが、腸内細菌が分泌するセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質が、脳に届いて、感情や行動に作用するのだそうです!
そのため、腸内細菌が豊かでバランスが良いと、子供は明るく元気でやさしくなると。
性格や感情に直接影響が出ると言われると、ますます気をつけたくなりますね!
菌一つにしても子供にとって大変重要だと学べる良書でした。
これから子育てを始めるという方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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