女性独自の心理や特徴を理解して育てるのが大事!
各年齢で段階を踏んで成長させてあげましょう!
女の子と男の子では育て方が違うの?
全く違うわけではないけど、やっぱり少し違うみたい
そうなんだね。ちゃんと気をつけてあげたいね
でも大事なのは男女関係なく愛を持って接してあげること!
そのためにもこういう本で勉強しましょ
幼児教育者である竹内エリカさんが書いた子育ての指南書。
女の子の特徴の説明から始まり、各年齢での成長速度を踏まえた子供の育て方、コミュニケーションの取り方が書かれています。
男の子版、女の子版の2種類があります。
というのも、やはり男女では特性に多少の差があるとのことで。
例えば、目の構造の差。
男の子は物の動きや位置関係を見分けるのが得意で、女の子は微妙な変化や形を把握するのが得意なのだそう。
そのため男の子はコントラストがはっきりした色使いを好む傾向にあり
女の子は微妙な色差をうまく用いた色使いを好む傾向にあったりするそうです。
実際に以下のような記事にも研究結果が紹介されていました。
こんな感じで男女で身体的、精神的に傾向の差が見られるので、それに合わせた育成方法が学べる本というわけですね。
特に女の子の子育てにおいて重要なポイントとして挙げられていたのは女性のコミュニケーション力。
女性は男性と比較してコミュニケーション力を得意とする脳の構造になっているので、その特性に沿った育て方がポイントなので、その点を軸にした育成方法が解説されています。
また「0歳から6歳までの育て方」とあるように、各年齢の特徴を生かした育て方を解説しています。
ざっくり説明すると以下の通りです。
- 0歳:感性を育てるために、明るく豊かな色彩の素材や部屋、肌触りのいいタオルや布団、いろんな質感のおもちゃや素材を与える。
- 1歳:自主性を育てるために、自分でできることをさせてあげる。例えば、食事や着替え、片付けなど。親は見守るだけでなく、ほめて励ましてあげる。
- 2歳:想像力を育てるために、絵本やお話を読んであげる。自分で考えたお話を話して聞かせてあげる。おままごとや人形遊びなど、役割を演じる遊びを一緒に楽しむ。
- 3歳:依存しない心を育てるために、親以外の人との関わりを増やす。幼稚園や保育園、習い事などに通わせる。親は送り迎えのときに、先生や友達との様子を聞いてあげる。
- 4歳:問題解決の力を育てるために、自分で考えて行動する機会を与える。例えば、おもちゃの整理や服の選び方、予定の立て方など。親は答えを教えるのではなく、質問を投げかけて考えさせてあげる。
- 5歳:上手に自己主張をする力を育てるために、自分の気持ちや意見を言葉で伝えることを促す。例えば、好きなものや嫌いなもの、やりたいことややりたくないことなど。親は聞き役になって、相手の気持ちも考えることを教えてあげる。
- 6歳:自己肯定感を育てるために、自分の得意なことや好きなことを見つけさせてあげる。例えば、絵や音楽、スポーツや工作など。親は褒めるだけでなく、具体的に評価してあげる。
このような形で、各ステップでの育て方を会場書きのような形でわかりやすく解説されているので、これから子育てを始める方には最適な1冊となっています。
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