【育児本レビュー#68】「男性育休取得マニュアル: 給付金で手取りの8割確保+家族とスローライフを満喫」を読みました。

男性育休を取得するための説明書!
具体的な会社とのコミュニケーションから、育児休業給付金の話までしっかり網羅しています!

男性が育休を取るのってまだまだ難しいよね

そうね
なんだかんだでしっかりとれることは少ないわね

この本の人は2人の子供でそれぞれ1年間も取れたらしいよ
すごいね

それだけ取れたら夫婦での育児もだいぶ違うでしょうね
是非参考にしたいわ

本日レビューする育児本は「男性育休取得マニュアル」です。
本書の著者は平野たけしさん。

平野たけしさんは男性では珍しく長男と次男の2人でそれぞれ長期の育休を取っています。
それぞれ一年ほどの育休、男性ではなかなか珍しいですよね?

そんな経験を元に男性が育休を取る際にどんな準備が必要なのか。
実際に育休を取るとどうなるのかをまとめたのが本書です。

本書の目次は以下の通り

目次
まえがき
第一章 会社から育児休業を勝ち取るために必要な行動と社員の反応
第二章 男性の育児休業に向けて足かせは3つだけ。デメリットは社内にしか存在しない。
第三章 あなたが手に入れた育休は、家族と歩むスローライフ
第四章 育児休業の特典は不労所得。育児休業給付金を解説

目次の内容から分かる通り、男性の育休についてとても簡潔にスッキリとした説明をされています。

まず第一章では男性が育休を取るとなった際に会社に対してどのようにアクションを取ればいいのかが説明されています。
男性の育休についてはまだまだ理解が得られにくい世の中。
職場の人たちも必ずしも協力的ではありません。

非協力的な先輩がいたり、会社の理解が得られなさそうなパターンもあるでしょう。
そのような場合にはどのようなことに気をつけて育休を取得する話をすればいいのか、具体的な対処方法が書かれています。

例えばですが、まずは日頃の感謝を伝えてから話すこと。
これが重要とのことです。

最初から権利を主張するのではなく、まずは相手を悪くない気分にさせて、それから育休w取得する旨を切り出す。
嫌味な先輩相手にはあからさまなヨイショも有効手段だそう。

このように現実的で実際に使えそうなテクニックが説明されています。

中盤から後半にかけては、実際に育休を取った際のメリットやその間に実際にできること、育児休業給付金の解説などがされています。

この本を読めば、育休を何故取得するのかが明確になり、男性も取得するべきだ!という認識になるのではないでしょうか。
また、なかなか会社へ育休のことを切り出せない方も、本書を読めば後押ししてもらえると思います。

自分も会社の理解がすんなりと得られない状況なのですが、この本を読んで改めて育休を取得しなければならないな、という意識になりました。
これから奥さんが出産を控えている男性には一度読んでいただきたい本です。
ぜひ目を通していただければと思います。

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