妊娠から出産までの詳細な体験記
四コマ形式になっており赤裸々で読みやすい書籍です
妊娠から出産まで、女性は色んな変化があるよね
お腹のなかにあんなに大きなものが出来るんだもの
本当に色々大変よ
この本を読んでて思ったけど本人は色々余裕がないよね
スムーズな安産でこれなんだから少しずれたらどうなっちゃうのか
想像もつかないよ
そうね
だからまずは女性の素直な気持ちを知っておくと
凄く参考になるんじゃないかしら
本日レビューする育児本は「助産師さん呼びましょうか?」です。
本書の著者は尚桜子(なおこ)さん。
尚桜子さんは都内在住の漫画家さん。
育児ブログが大人気で、尚桜子さんと夫のタカさんが妊娠から出産までどんな事があったかを4コマ漫画にしたのが本書です。
いかが本書の目次です。
目次
はじめに
登場人物紹介
妊娠初期
妊娠中期
妊娠後期
分娩
産後
おわりに
本書は妊娠発覚から出産後の隊員までのお話。
4コマ漫画で210ページものボリュームがあるので色んな出来事がかなり詳細に描かれています。
全て4コマ漫画で書かれているため普通の漫画よりも日常感が強く、尚桜子さんの出産を一緒に疑似体験しているような気持ちになります。
途中まで読んでかなりボリュームが有るなと思ったので、生み出すまでがピークなのかな、と思っていましたが、産後もかなり詳細に書かれていました。
人柄というか作風的に飾らない感じになっていますので、一人の妊婦さんとしての本音がとても良くわかります。
妊娠が若たときの家族の反応、つわりの大変さ、安産でしょうと言われたときの喜び、実際のお産のしんどさ、産後の周囲の状況。
最後の退院のときの気持ちは、まさに1つの戦いが一段落したという感じ。
現実ではまたここから別の戦いが始まるのですが…!
他の感想を見ていると尚桜子さんの態度に疑問を唱えている方もいらっしゃいますが、これはこれで1人の妊娠中の女性の素直な感情だと思いました。
とにかく妊娠、出産、育児にかんしては個人差が大きいなと感じています。
本人は本当に余裕がない。
周囲に対しての当たりが大変なときは大変だ、というのもまた現実だと思います。
そういう現実を感じ取れるという点でもこの本はいいかな、と思いました。
マイナートラブルなどについても詳細に書かれていますので勉強になるかと思います。
マンガ形式で気軽に読みやすいので一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
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