【育児本レビュー#79】「ポンコツぽんかん育児録」を読みました。

出産から1歳までの育児体験記
母親は大変なことばかり。出産・育児の大変さがよく分かるコミックエッセイです

昨日も言ったけど
出産の時は、女性は色んな変化があるよね

変化がだいたいみんな一緒ならいいんだけど
人によって症状に差があるのが本当に大変ね
そんなの知らない!の連続だもの

この本でも衝撃的な事実ばかり
本当に出産・育児の大変さがよく分かるよ

コミックエッセイだから見やすいけど
当事者としては溜まったものではないでしょうね
本当に大変だわ

本日レビューする育児本は「ポンコツぽんかん育児録」です。
本書の著者は松本ぽんかんさん。

ぽんかんさんはこの本の前に「つわりが怖くて2人目に踏み切れない話」というコミックエッセイを出しています。
その際は妊娠中のつわりがあまりにも大変だった状況を語っていましたが、今回は出産から1歳までの育児をマンガにしたコミックエッセイになります。

本書の目次は以下の通り

目次
・お産入院編
・育児編
・書き下ろし
・あとがき

つわりでもかなり大変な思いをしたぽんかんさんですが、出産、育児においても大変な苦労をされています。
特に入院編でびっくりしたのが副乳という症状。

稀に人体の通常とは異なる場所に乳房のような膨らみができる症状で、男性の1.5%、女性の5%に存在していると言われています。
通常時は目立つことはないことが多いのですが、女性は生理時や妊娠中に見つかることが多いのだそうです。

この副乳があるとこの箇所でも母乳が作られ膨らんできます。
しかし副乳には母乳の出口がないので、小さくするためにはマッサージしたりするしかないのです。
これがとても痛いらしく、マンガの中では「剣山や千枚通しでめった刺しにしている感じ」だそう。
恐ろしくて声が出ました。

他にも悪露の話だったり後陣痛の話だったり色々と大変なことが盛り沢山。
本当に出産は大変なことだらけだなと思います。

また、育児も大変なことだらけ。
旦那さんは出産入院中に3日しか育休が取れず、基本的にワンオペにならざるを得なく、助けに来てくれたお母さんともちょっとのズレから不穏な感じになってしまいます。

成長してからもちょっと目を話しただけでやけどをしてしまったり、ご飯を思った通りに食べてくれなかったりストレスだらけ。
1歳を迎えたときには「1年生かしたことに乾杯」と満身創痍。
子どもを迎えるというのは本当に大変なことですね。

それでも要所要所で母性ですべてを吹き飛ばされており、母性パワーってすごいなと感じます。
逆に母性が発動しなかったらどうなっちゃうんだ。

大変参考になるととともに店舗よく楽しく読める作品でした。
ぜひ一度、お手にとって見てはいかがでしょうか?

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