【育児本レビュー#31】お金のしくみを教える方法!「わが子が将来お金に困らない人になる「お小遣い」のルール」を読みました。

支出をコントロールできる力を育てるお小遣いルールを伝授!
お金を上手に扱える子供を育てましょう!

お小遣いってみんなどんなルールにしてるんだろう?

それぞれの家庭で結構違うわよね
使わせたいだけ使わせる家もあれば、全くあげない家もあるし

正解はあるのかな…?
お金の勉強は大切だし、小さい頃からちゃんとやりたいな

この本ではちょっと変わったお小遣いのルールを教えてくれるみたいよ
参考にしてみたら?

本日レビューする育児本は「わが子が将来お金に困らない人になる「お小遣い」のルール」です。
本書の著者は村田幸紀さん。
村田幸紀さんは、不動産投資コンサルタントとして、多くの物件を所有している方で、一般社団法人こどもmiraiの代表理事として、親子のコミュニケーションを促進する活動をしている方でもあります。

そんな村田さんが実際に子供に対して実践していたお小遣いのルールについて教えているのがこの本です。

お小遣いルールについては実際どうすればいいのか、悩む方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
本書は、そんな多くの方の悩みを解決できる一冊かもしれません。

ではまずこの本の章立てを見てみましょう。

第1章 お金が人生に与える影響
第2章 お金の教育って何だ?
第3章 やってみよう!わが子の「お金教育」
第4章 親として日常から心得ておきたいこと

お小遣いをもらっていた大体の方が月額制でもらっていたのではないでしょうか?
月々いくらという形で固定額を親から貰える方式ですね。

本書でもこの方式でもらっっている方は多いということで
この方式はサラリーマンが給料をもらう方式に似ているので、多くの方に馴染みやすいそうです。

で、実はこの方式だと、将来もサラリーマンになる可能性が高いんだそうですね。

じゃあ自営業、フリーランスとかそういう人になりやすいひとというのはどういうお小遣いのもらい方をしていたのか?
それはお手伝いや何か親の喜ぶことをしたらお小遣いがもらえる報酬制だったひと。

ここのお話はなるほどなと思いました。
言われてみれば当然なんですけど、子供の頃にお小遣いをもらっていた方式によって、その人がどのようにお金を稼ぐことに慣れていくのかが決まっていくそうなんですね。

そうなると、お小遣いの揚げ方一つでその子の将来は大きく左右されそうです。

将来、子供に皿ありーマンの道を歩ませたいのか。それとも自営業、フリーランスとして生きていく道を選ばせたいのか。

ちなみに私は高専生になるまでお小遣いなしでした(笑)
お小遣いなしのパターンだと、結構極端に分かれるそうです。
個人的には自分自身の体験として、自営業の道も選べるような育て方が良いと思っていますが。

実際にこの本でも月額制と報酬型。両方のいいとこ取りをしてお小遣いを上げるのが良いとされています。
これから先の世界では、サラリーマン的なお金の稼ぎ方しかできないようでは不安ですものね。

では実際にこの本で教えてくれるお小遣いのルールはどんなものかというと
「月額制+報酬型」の合せ技でお小遣いをあげつつ「倍返し」という追加ルールで収入と支出のコントロール方法を学ぶというもの。

多分、「月額制+報酬型」の合せ技までは思いつく方はいらっしゃるのではないでしょうか?
でも「倍返し」というのはなかなか思いつかないのでは?

倍返しというのはざっくりと話すと以下のようなルールです。

1.1ヶ月分のお小遣いを渡す
2.次のお小遣い支給日にお小遣いが残っていたら残っていた金額分を追加して渡す
3.余った金額と追加の金額を貯金箱に入れる

もう少し細かいルールがあるのですが、要するに自分でお小遣いの支出をコントロールできると、その分資産が増えるシステムになっているのです。

この倍返しルール、とても面白いですよね。
できるだけ多くお金をもらえるように支出をコントロールするよう自発的に努力を促せそうです。

この本ではこの倍返しのルールを筆頭に実践的なお小遣いのルールが紹介されています。
自分の子どもにお小遣いを渡す時期が来たら、せひ実践してみたいと思える内容でした。

お子さんにお金の使い方を学ばせたい方はぜひ三個にしてみてはいかがでしょうか?

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