【育児本レビュー#42】先生ならではの悩み「母親としての悩みを解決!「ママ先生の子育て」がうまくいく45のヒント」を読みました。

デジタル時代を生き抜くための基礎知識!
プログラミングを学んでコンピューティナル・シンキングを身に着けよう

これからの時代はやっぱりITの知識が重要だよね

もうIT無しの生活は考えられないものね

子どもが身に着けなきゃいけないのは当然として…
そのためにはやっぱり親もITの知識がないと困るよね!

IT時代についていけない…!って諦めるんじゃなくて
自身を持って子どもに教えられるようにしたいわね

本日レビューする育児本は「シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと」です。
本書の著者は松林弘治さん。

松林さんはITエンジニアであり、あのインスタグラムの日本語化をリリース直後から2年間にわたり一人で担当していました。
その一方、韓国の鮮文大学グローバルソフトウェア学科客員教授、大前研一氏主宰の「ビジネス・ブレークスルー」の子供向けプログラミング講座講師、東京練馬区の公立小学校やアオバ・ジャパンインターナショナルスクール(練馬)でプログラミングを教えてきた他、保護者や教員向けのセミナーを多数行うなど、教育関係の仕事にも携わってきました。

その松林さんがこの先のできたる社会を生き抜ける子どもを育てるためにはどのような教養がぎつ用なのか説いているのが本書です。

本書の目次は以下の通りになっています。

第1章 ITリテラシーの有無が、格差を生む
第2章 プログラミング教育についての誤解
第3章「コンピュテーショナル・シンキング」が全ての子どもに必要な理由
第4章 わが子に「コンピュテーショナル・シンキング」を身につけさせるために親ができること
第5章 世界のデジタル教育・日本のデジタル教育
第6章 親が知っておきたいコンピュータの超・基礎知識

この本の内容は子どもに何を教えるか、ではなく。
まずは親がデジタル時代の基礎知識を身に着けましょう、という内容がメインでした。

他の育児本のデジタル関連の話といえば、iPadのアプリを活用しましょうとか、ゲームを利用して勉強させましょうという話が多いです。

ですがこの本はさすがITエンジニアの書いた本。
PCの構造やプログラミングの基礎知識、コンピュテーショナル・シンキングとはなんたるかという割と専門的な話がどんどん出てきます。

結構噛み砕いて話していますが、デジタル初心者の方では結構引いてしまうような内容があるかも…?というくらいには専門的な話が多かったです。

ですが、この内容が分かるようであればプログラミングの基本的な考え方がバッチリと身につくと思いますので、論理的思考が身につく環境が作れる親になれるのではないかな…?と思います。

逆に、自分はプログラミングについては得意分野ですので、そういう人にはちょっと初歩的すぎる内容でした。

個人的にはやはり子どもには論理的思考は身に着けさせたいスキルの一つですので、この本でも説明されているようなプログラミングの知識を応用して教育してみたいな、とは考えています。

近年のIT化についていけない…!という方は良いチャレンジになるかと思いますので試しに読んでみてはいかがでしょうか?

【中古】シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと /かんき出版/松林弘治(単行本(ソフトカバー))
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