【育児本レビュー#45】子どもを正しく育てるコミュニケーション「子どもが育つ魔法の言葉」を読みました。

親が子どもに接する態度のお手本になる育児本。
何度も読み返して身につけたい内容ばかりの良書。

子育てって世界中で行われているけど
問題なくできている国とかあるのかな?

問題なくできることなんてないんじゃないかしら
多分そんな場所でも苦労してるんだと思うわ

やっぱりそうかな
どの国も環境が違うだけでそれぞれの大変さがあるんだろうね

でもその本質は変わらないと思うわ
この本を読めば、大事なことは同じなんだなって思えるはずよ

本日レビューする育児本は「子どもが育つ魔法の言葉」です。
本書の著者はドロシー・ロー・ノルト博士とレイチャル・ハリス博士。

「子は親の鏡」という詩から、親が子供へ接する態度でどのような影響があるのかを説いた育児本です。

詩の内容は以下の通り。

『子は親の鏡』 ドロシー・ロー ノルト

「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる」

この内容に沿ったような形で本書は進んでいきます。

子どもは親の鏡。
親の言うことをスポンジのように吸収して育ってしまうもの。
気をつけたいと思いつつなかなか手本になるような態度は取りにくいですよね。

本書はいろんな事例を取り上げながら、親が取るべき行動をお手本になるような形で次々と挙げて行ってくれます。

多くの内容は親がついつい取ってしまいがちなNG行動で、簡単には見直せないかもしれません。
でも何度も読み返すことで、自然と気をつけたいと思えるような行動ばかりです。

海外の著者なので、登場人物も全て国外の方ばかり。ですがそれぞれの事例に関しては日本でも通用するものばかりです。

子育ての本質というのは国境を超えても変わらないのかもしれませんね。

何度も読み返して肝に銘じたい指南ばかりでしたので、リビングなどにおいておいて夫婦で何度も読めるような形にしてみてはいかがでしょうか?

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