勉強ができる子は24時間勉強している!?
頭のOSを高性能にしてすべてを学びに繋げられる子に育てよう
勉強ができる子って何が違うんだろう?
勉強ができる子は1日中勉強してるらしいわよ
1日中!?どういう事…?
勉強ができる子は何でも勉強になってるらしいの!
どういうことかこの本を読んで見たらわかるわ
本日レビューすする育児本は「同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード」です。
本書の著者は石田 勝紀さん。
石田勝紀さんは20歳で起業し学習塾を創業。
現在は、「日本から勉強嫌いな子をひとり残らずなくしたい」という志のもと、「Mama Café」、執筆、講演活動を精力的に行っている方です。
これまで3,500人以上の生徒を直接指導しており実績のある教育のスペシャリスト。
そんな石田さんが本書で説くのは、勉強にデキる人とできない人がいる理由。そしてそのポイントとなるマジックワード。
脳にOSが組み込まれているという考え方を用いた独特な説明で、勉強能力に差が出る理由を解説してくれています。
ではこの本の章立てです。
第1章 同じ環境・条件なのに、なぜ“できる人”と“できない人”に分かれるのか
第2章 「学び」の3つのタイプとは?
第3章 できる人は「頭のつくり」が違うのか?
第4章 「意味が理解できる人」と「意味が理解できない人」の決定的な違い
第5章 OSをバージョンアップするアプローチ1「疑問を持たせる」
第6章 OSをバージョンアップするアプローチ2「まとめさせる」
第7章 さらにOSを強化する5つのマジックワード
先にも書きましたが、この本の興味深いポイントはマジックワードというよりは脳にOSが組み込まれているというが組み込まれているという考え方。
結論として、勉強ができる人とできない人の差はOSの機能の差。
OSの機能が高機能になっていると、視野がひろがるというか、センサー感度、アンテナ感度が高くなるのです。
そういう人は日常の些細な変化にも気づき、学び、1日中、生活そのものが勉強になっているのです。
そういう人と、そうでない人では、単純に実質的な勉強時間の差が大きく違いますので、OSが高機能な子はどんどん勉強ができるようになっていきます。
そういう子供に育てるにはどうするのか?
もちろん才能もありますが、後天的にこの能力を育てる方法もあります。
それは何でもちゃんと考えるようにすること。
著者はもともと国語が苦手だったのですが、文章を漫然と読むだけの状態から、考えて読むようにしてから理解力が格段に上がり、国語ができるようになったと言います。
これは私も同じで、国語がずっと苦手だったのが、ちゃんと考えられるようになってからぐんぐん点数が取れるようになっていました。
この考えられるようになる子供を育てるためのキーワードが10個取り上げられており、それを元に良い行動。NG行動が説明されている感じでした。
この本の内容は私も学生時代に経験があることで、すごく納得性の高いものでした。
子供の勉強が芳しくない、もしくは楽に勉強ができるようになれる子供にしてあげたい、という方にはとても参考になる本だと思います。
ぜひ1度、読んでみてはいかがでしょうか?
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