教育現場の厳しい実態!
考え方を変えて現実に即した教育を
教師ってすごい大変なんだってね
そうね
連日ニュースで人手不足が叫ばれているものね
大切な子どもを預ける場所だし
どうにか改善されないのかな…
難しいわね…人手不足は簡単に改善されないから
でも、考え方を変えて付き合うことはできるんじゃないかしら?
本日レビューする育児本は「脱常識子育ての教科書」です。
本書の著者は内田明さん。
内田さんは28年間小学校で教師をしていた教育現場のベテランです。
内田さんは佐賀県スーパーティーチャーに認定され、いろんな学校、いろんなクラスの授業を見て、アドバイスすることを仕事にしていました。
そんな内田さんが現在の教育現場の実態や、それを元にした子どもの教育の仕方を説いているのが本書です。
以下がこの本の目次です。
目次
第一章 現代の教育の問題点
第二章 子育ての考え方を変える
第三章 医学的な適性診断
この本ではまず、現代の教師がいかに過酷な労働環境で働いているのかを解説されます。
とにかく時間が足りず、本来は子どもそれぞに適切な指導方法を切り替えて指導しなければいけないのを認識していながらそれを実行できないもどかしさが伝わってきます。
教育現場の人手不足は連日ニュースなどにもなっています。
政府も改善しようとしているようですが、まぁ効果的な打開策は打ち出せてないようですよね。
一人の教師が受け持つ仕事量に関してはしばらく変わらないかと思いますので、学校に適切な教育をすべて任せる、というのはこの先もしばらく難しいでしょう。
そこでこの本では他人を変えるよりも自分を変える、という方針を打ち出してきています。
教育機関が変わるのがしばらく難しいのであれば、自分たちの意識を変える。
教育機関に何でも頼るのではなく、教育機関をうまく活用する利用する、という考え方に変えるのです。
子どもの適性を見極めて、その適性に合わせた教育方針に変える。
その中でこの本で紹介されているのは遺伝子検査「すにっぷチェッカー」
学習能力、睡眠パターン、身体能力など遺伝子レベルでその人の特性を確認できるものです。一般社団法人、遺伝子教育研究所が提供しています。
これ、へーと思ってちょっと調べてみたのですが結構高いですね!?
まぁ自分がやるかどうかはともかく、試しにやってみたい人は良いかもしれません。
さて、まぁその遺伝子診断はともかく。
学習期間をうまく利用する、というマインドで子どもの教育をしていくのは良いと思いました。
教育現場の現状を確認し、現実を受け止めつつこの先に活かしていく。
何事もこの姿勢が重要なんですね。
教育現場の現状に興味があるかたは一度読んでみてはいかがでしょうか?
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