【育児本レビュー#64】「赤ちゃんに初めて会う前に知りたかった9つのこと」を読みました。

育児の強敵「ねんね」と「授乳」の攻略法
ママの育児ストレスを低減する指南書です

育児って大変だけど
特に寝かしつけと授乳は大変だって聞くね

赤ちゃんと大人と時間の感覚が違いすぎるから
どうしても寝不足になりがちね

ずっと寝不足だと体力が奪われるし
ストレスも溜まるよね…どうにかならないのかな?

この本ではそんな寝かしつけと授乳に関して指南してくれるわ
誰でもこの通りになるとは限らないけどストレスは低減できるんじゃないかしら?

本日レビューする育児本は「赤ちゃんに初めて会う前に知りたかった9つのこと」です。
本書の著者はセイナさん。

セイナさんは3歳の長女と0歳の次女を育てているフルタイムのワーママです。
セイナさんはフルタイムで仕事をこなしながら育児をしていくなかで、とても困ったことがありました。

それは「ねんね」と「授乳」。

育休を取ってから半年。その間はほとんどこの2つのお世話が育児の大半だったそうです。
夜なかなか寝ない、夜中に何度も起きる。
そんなの当たり前だろうと思う方もいるかも知れませんが、その影響からくる睡眠不足は実際かなり堪えるもの。

このままだと私が先に倒れてしまう…!となったときに出会ったのがジーナ式スケジュール。
この本ではジーナ式スケジュールを実践していく中で、初めて知ったことを9つのポイントに絞ってまとめたものになります。

ではこの本の目次を見ていきましょう。

目次
「ねんね」について
・赤ちゃんが1時間で起きてしまうのはなぜ?
・夜長く寝るにはお昼寝時間がポイント?
・赤ちゃんは疲れすぎても寝られない?
・赤ちゃんは寝言で泣く?
・赤ちゃんに快適な睡眠環境って?

「授乳」について
・生後すぐは思っているより母乳が出ていない?
・母乳には前乳と後乳というものがある?
・赤ちゃんは満足すると自分で口を離す?
・1日に必要な授乳量が決まっている?

この本の特徴は最初にも書いた通り、ねんねと授乳に特化して語られていること。
どなたもまずここで多くの労力を割くことになるでしょう。

そしてセイナさんはジーナ式スケジュールに出会うことで解決したわけですね。
本書ではジーナ式スケジュールそのものに関する解説は詳しくなされていません。
それはまた別の本で解説されており、そのジーナ式を実践する中で、育児に関する気付いたポイント、要所を抑えて解説されているのがこの本になります。

ジーナ式スケジュールを知らなくても、この本で抑えたポイントを実践すれば快適な育児ができる、そういう本になっているわけですね。

例えば「赤ちゃんが1時間で起きてしまうのはなぜ?」で紹介されている対処法。
赤ちゃんはそもそも睡眠サイクルがとても短く、長く寝てもらう事が期待できません。
そうすると大人は睡眠不足になり困ってしまいます。
さて、その場合の対処方法ですが「起きてしまっても自分でそのままもう一度寝てもらえるようにする」
要は、短いサイクルで起きてしまうのはどうしようもないので、そのままもう一度自分で寝てもらえるようにするということ。そうすれば実質的に長時間寝ているのと同じことになるわけです。

赤ちゃんは体内時計が大人と違いますので、寝てくれるタイミングもまばらです。
そのため「寝るための環境」といつも同じにしておいて「この状態になったら寝るんですよ」という「ねんねのサイン」を毎回同じように揃えて赤ちゃん自身に「今は寝るときなんだ」と覚えさせていくのが大事になるのです。

代表的なルーティンは
①寝る時間になったら薄暗くした寝室へ行く
②授乳(低月齢時)したり、絵本を読んだり赤ちゃんがリラックスできる時間を過ごす
③おくるみで包む or スリーパーに入れる
④ベッド or 布団に置く
⑤電気を消して退室する

このようなルーティンを繰り返すことで赤ちゃんが「寝る時間だ」と覚えていくわけです。
すぐに習慣にはなりませんが、この習慣を根気よく続けて覚えさせることで、起きても自分で寝られるようにもなりますし、親が寝かしつけをコントロールしやすくなりますので睡眠不足改善にはとても効果があります。

この本では他にもねんねと授乳に関する役に立つ情報が満載で、私もできるだけ実践してみたいと思う情報ばかりでした。
困っている方、もしくは不安に思っている方はぜひ一度お手にとって見てはいかがでしょうか?

赤ちゃんに初めて会う前に知りたかった9つのこと: 「ねんね」と「授乳」のポイント
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