育児の基本をまとめたムック本!
育て方のテクニックから健康や病気に関する知識までしっかりまとめられた良書
赤ちゃんってよく体調が悪くなったりするらしいけど
どういう時に病院につれていけばいいのかな?
うーん難しいわね
赤ちゃんって弱いから、少しでも異常があれば
病院につれていきたいけど…
でも何でもかんでも病院に頼るのも大変だよね…?
少しでもわかりやすい基準とかあればな…
それはそうね
この本はそういう事に関する知識も写真付きで載っててわかりやすいから一度勉強してみるといいかもね
本日レビューする育児本は「ココだけおさえればOK! 育児」です。
本書の著者は渡辺とよ子さん。
渡辺さんは札幌医科大学医学部を卒業し 都立墨東病院周産期センター新生児科部長、同病院副院長などを経て、現在は千葉県市川市のわたなべ病院院長を務めている小児科医の先生です。
この本はそんな渡辺先生の監修の元、新生児から3歳くらいまでの育児に関する基本的な知識がぎゅっと詰まった育児本です。
この本の目次は以下の通り。
●体の発達・心の成長 見通しマップ
●知っておけばビックリしない 新生児赤ちゃんができること
●月齢別赤ちゃんができること・分かること
●おっぱい、ミルク、離乳食のココだけ
●月齢によって回数も硬さも変わる!うんちのこと
●おむつのかえ方、選び方
●夜泣き対策、泣きの原因
●早寝早起きよりも早起き早寝
●寝る子は育つ は本当!?睡眠は脳の発達に不可欠
●事故・ケガ対策 おうちの中の危険マップ/こんな時はすぐ病院へ!
●しつけ、いつから何をする?
●アレルギーはこわくない
●産後のママの体
など
この本はフルカラーになっていて、多くの説明で写真がついています。
そのため具体的な状態がとてもわかりやすく、自分の子供に当てはまることなのかどうかが一目瞭然になっています。
小児科医の先生の監修だけあって、赤ちゃんの異常な状態に関する情報がわかりやすく載っていてとても助かるな、と思いました。
例えばおむつかぶれしてしまった場合。
どんな状態になってしまうのかがまず写真で載っていて、自宅ケアで済む範囲なのか、病院へいかなければ行けない状態なのか、わかりやすく解説されています。
ちなみに、うっすら赤くなっていたり湿疹が2,3個ある程度の状態だったら自宅ケアでもOK。
赤みや湿疹が広範囲に広がってしまっているようだったら病院にいきましょう、とのことでした。
おむつかぶれの写真はとても痛々しく、目を背けてしまいたくなりますが、ちゃんとお世話しないとこうなってしまうんだな、と気が引き締まる思いがしました。
またうんちの状態も写真付きで載っておりとてもわかり易かったですね。
健康的なうんちや、便秘気味なうんち。身体の異常が考えられるうんちなど様々な状態が写真付きで載っており、とても参考になりました。
漫画とかでわかりやすい本はいくつか見てきましたが、ここまでフルカーで解説してくれている本はあまり見てこなかったので、やっぱり写真付きはすぐにわかりやすくて助かるな、と思いましたね。
手元においておいてなにか困ったときに見比べるのはこういう本が良さそうです。
育児の基礎知識や子どもの健康状態や病気に関してまとまった本が1冊ほしいな、と思っている方にはピッタリの本でした。
気になる方はぜひ手にとって見てはいかがでしょうか?
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