【育児本レビュー#75】「パパママ同時育休でキャリアアップ」を読みました。

育休を取るのを悩んでいる男性必見!
ワーカーホリックが実際に育休を取ってみた体験記

男性も育休を取れればと思うけど
仕事の内容によっては難しい場合もあるよね

仕事の中人になっているような人だと
長期休暇は無理だと感じちゃうでしょうね

そうなんだよね
1ヶ月でさえ難しいって思っちゃう

今回の本は超ワーカーホリックの方が実際に育休を
取った体験談なの!
仕事が忙しくて育休を取れないって人の参考になると思うわ!

本日レビューする育児本は「パパママ同時育休でキャリアアップ」です。
本書の著者は桑島健彰さん。

桑島さんは不動産会社で働いているサラリーマン。
もともとかなりのワーカーホリックで全社3位の残業時間記録していたり、「君のワイフがかわいそう」という言葉を浴びせられるほどだったそうです。

そんな桑島さんがパートナーの妊娠をきっかけに働き方を見直し、育休を取得することでワークライフバランスを見直した経験を語ったのが本書です。

以下がこの本の目次です。

1章:なぜパパママ同時育休か
2章:パパママ同時育休のメリット【ライフ・育児面】
3章:パパママ同時育休のメリット【ワーク・経済面】
4章:最後に

本書の特徴は著者がかなりワーカーホリックなため、育休に関してもとてもビジネスライクに語られているところです。
普通は育休の取得は妻からも賛同される場合が多いのですが、桑島さんが妻に提案した際には「無理に取得しなくていいよ」と言われたそうです。
当時、新居の購入なども重なっていたそうでそのような事情もあったようですが、そんな心配をされるほど仕事人間だったのでしょう。

育休についての基本的な知識だけではなく、ワーカーホリックの方が育児を取得する際の考え方についてかなり参考になる本だと思いました。
先程書いた通り筆者はかなり残業をしており、月に50〜60時間程度も残業をしていたんです。

桑島さんはまずその残業時間を削減しています。
そのエピソードも事細かに書かれており、残業時間が多いから…と育休をためらっている方には非常に参考になるでしょう。

また、面白い考え方だなと思ったのは「200時間を10万円で買うか?」という話。

例としてあげられた月収手取り24万円の方が1ヶ月育休を取ると諸々含めて約10万円ほど年間収入が低くなります。
そのことを取り上げて出たのが先の言葉。
面白い文句ですね。

桑島さんの答えは当然「Yes」。

育児休業で得られる経験は10万円では安すぎるぐらい価値があるものだったのですね。

本書は育児休業の知識が得られるとともに、ワーカーホリックの方が育児休業を取る際のバイブルになると感じました。

私は仕事が忙しいから育休を取るのは無理そうだな…と考えている方にはぜひ読んでほしい一冊です。

パパママ同時育休でキャリアアップ
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