様々な家庭の寝かしつけテクニックを学べる実用書
寝かしつけは一筋縄ではいかない事がよく分かります
寝かしつけって大変だよねぇ
自分だってねれない時があるのに
子どもを寝かせるなんてうまくいかなそう
寝かしつけで悩んでるパパ・ママは多いわよね
ただでさえやることが多い育児なのに
じっとしていることにたくさん時間を使うもの
すっと寝てくれるテクニックとかあればいいのに
他人の家では通じるテクニックでも
自分の家ではうまくいかなかったりするよね
そうね。相手は小さくても人間だもの。一筋縄ではいかないわ
だから自分の考え方を変えるのも重要かもしれないわね?
本日レビューする育児本は「マンガでわかる 寝かしつけがラクになる本」です。
本書は寝かしつけに悩むパパ・ママに向けた実用書です。
前半はあらいぴよさんの怒涛の寝かしつけ体験マンガを通じて、読者に必要な知識を分かりやすく伝えています。
後半は寝かしつけを上手に行うためのテクニックを詳細に紹介している形です。
以下が本書の目次です。
巻頭マンガ:なぜだ!なぜ寝ないんだ〜!!! 新米母の寝かしつけ奮闘記
Part 1:生活リズムを整える
Part 2:環境と儀式
Part 3:ガンコな「寝ない!」に悩んだら
Part 4:寝かしつけのコツの体験談
以前にも寝かしつけ関連の本を読みましたが、そのときはまんまる抱っこなどのテクニックが紹介されていました。
本書はどちらかというと寝かしつけの心構えや色んな家庭での独自のテクニックや工夫を紹介されている感じです。
この本を読んでいると寝かしつけに関しても一貫した再現性の高いテクニックはあまりないのかもしれないと感じます。
また、1つの方法が成功してもその後も続くとは限りません。
巻頭マンガでは、最初の方は子どもをトントンすることでよく寝てくれていたのですが
途中からトントンされるのが嫌だ、とうまく行っていた方法を封印されてしまいます。
その後もお化けが怖いとか寝たくない理由を延々と語られたり、なんともマニュアル通りには行きません。
寝かしつけるというのは本当に大変ですね。
また、このマンガで書かれていた心構えは大切だなと思いました。
その心構えは以下の通り。
①子どもが寝たあとのことを考えるのをやめる(スケジュールを立てない)
②寝かしつけはふれあいの時間だとおもうようにする
この考え方は寝かしつけそのものをうまくやることよりも大事な気がします。
育児はとにかく予定通りにはいかないもの。
このあと色々やらなきゃいけないことがあるのに…!と考えていると子どもにイライラしています。
それに、どれだけ寝かしつけのテクニックや知識をつけても子どもはこちらの都合は関係ありません。
絶対のない世界が育児ですよね。
テクニックも参考になりましたが、個人的にはこの考え方が大事だな、と再認識させられた本でした。
寝かしつけでイライラしてしまっている方は一度読んでみてみてはいかがでしょうか?
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