その発生確率はなんと70%!?
多くの夫婦が陥るという産後クライシスについて語られた実用書
産後クライシスって70%の夫婦がなるんだって!
そんなに確率が高いんだ…
子どもが生まれることで
お互いの関係が大きく変わってしまうものね
変化がないワケがないわ
確かにそうだけど協力が必要な育児が始まるのに
不仲なんて大変どころじゃないよ…!
そう思うなら、ちゃんと対処法を勉強しておかないとね!
男性側も女性側もやれることはあるわよ!
本日レビューする育児本は「産後クライシス:どの夫婦でも陥る危機の乗り越え方 子育ては親育て」です。
本書の作者はミコリーさん。
ミコリーさんは2014年より恋愛カウンセラーとして3000件以上の実績を持ち、多くの悩める女性のサポートをしてきました。
そんなミコリーさんが産後クライシスについて語ったのが本書です。
以下が本書の目次になります。
【もくじ】
はじめに
第1章産後クライシスとは
第2章産後クライシスの解決法と予防法
1、産後クライシスにならないために夫が出来ること
【夫ができること まとめ】
2、産後クライシスにならないために妻が出来ること
【妻ができること まとめ】
3、産後クライシスに陥らないために夫婦ふたりで出来ること
第3章 実録 産後クライシス期間の夫婦関係
おわりに
あとがき
産後クライシス…つまり産後の夫婦の不仲については色んな本で触れられており、多くの夫婦が陥ると言われています。
この本で言われていたのはなんと70%の夫婦が陥るとのこと!
そんな高い確率で…!?
こんなことを言われてしまうと男性側からすると恐ろしくなってしまいますよね。
さて、そんな産後クライシスに陥いる原因なんですが、本書では簡潔に述べられています。
その原因は「産後の女性の変化に男性がついていけないこと」です。
男性側からすると彼氏彼女として付き合っていたときと変わらない関係を望んでおり、それが産後の女性の変化についていけず亀裂を生んでしまうのだといいます。
逆に、ちゃんと女性の変化についていけるようにすれば産後クライシスに陥ることを防ぎやすくなる…ということ。
この本では男性側をたしなめるだけの内容にはなっておらず、女性側も男性との亀裂を産まずに育児に参加してもらうにはどのようにしていくとよいかが書かれています。
産後で余裕がないときに子供だけじゃなく男性にも気を使わなきゃ行けないというのはなんとも大変な話ですが。
原因と対処方法、そして2つの事例がスッキリと纏まって書かれており、産後クライシスという大きな問題に対してわかりやすい解説書となっています。
男性、女性、双方に対しておすすめの本で、一度読んで頭に入れておけばその後が大きく変わりそうです。
ぜひ、一度読んでみてくださいね。
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