【育児本レビュー#92】「完全母乳で3人育てた助産師が伝授!ゼロから知りたい母乳育児の教科書」を読みました。

母乳育児に関するガイドブック
3人の子どもを完全母乳で育てた助産師の知識と経験を元にした情報が満載です

母乳育児って大変そうだよね
なかなか出なかったり、乳首が怪我したり…

母乳育児の方が良いって良く言われることがあるし
悩んでる女性は多いわね

情報が溢れてる世の中だから色々惑わされちゃうのかもね

この本は母乳に関する正しい知識が纏まってるから助かるわね
母乳育児に悩んでいる女性はぜひ読んでみてね

本日レビューする育児本は「完全母乳で3人育てた助産師が伝授!ゼロから知りたい母乳育児の教科書」です。
本書の著者は松下知子さん。

松下さんは3児の母で助産師を務めています。
助産師歴は10年。述べ4000組の赤ちゃんとママの支援を行ってきました。

そんな松下さんが自身が3人の子どもを完全母乳で育てた経験を元に、母乳育児に悩む女性たちへ向けた書籍が本書です。

以下が本書の目次です。

はじめに
第1章 母乳育児は大変?
第2章 母乳育児のメリット
第3章 病院選び
第4章 母乳の出る仕組み
第5章 どうすれば母乳が良く出るの?
第6章 これが大事!基本の抱き方・飲ませ方
第7章 母乳が足りていない気がする…母乳不足感

本書で学べることは母乳育児をスムーズに軌道に乗せるための具体的な方法です。
松下さん自身、母乳育児をして良かったこと、つまづいたことについて体験談を元に詳細に説明されいます。

本書では母乳育児の基本から、母乳が作られる仕組み、母乳を作ったり出たりするのに必要なホルモン。
母乳が足りないと感じたときの対処法、授乳時の正しい姿勢など。
多くの要素について詳細な説明と図解が用意されています。

また母乳育児のメリットについても詳細に書かれています。
例えば、いつ出しても適温で器具の洗浄などの手間がない。
また、母乳で育児を行うことによってカロリーが消費され妊娠中についた脂肪が早く消費されます。

母乳はプロラクチンの働きによって血液から作られます。
乳首を吸う刺激が加わると、オキシトシンが作用し、母乳を乳首から出すための筋肉が働きます。
このような過程から母乳の産生から授乳に使われるエネルギー量は多いのです。

母乳を100ml出すにあたって消費されるエネルギー量は、およそ60kcalと言われています。
日本人の1日平均の母乳分泌量は800ml程度と言われており、1日の授乳で消費できるエネルギーは、約480kcalにもなります。
食事1食分のカロリーを消費するわけですから母乳育児のほうが痩せやすくなりますよね。

もちろん赤ちゃんにとっても母乳はメリットがあり、特に良く知られているのは免疫力が高くなること。

このように母乳育児には色々なメリットが有るのです。

ただ、母乳は人によって出ない場合もあります。
このようにメリットばかり気にしてしまったり責任感から母乳が出なくて悩む女性も少なくありません。
状況によってミルクなどをうまく併用しつつ母乳育児を行っていきたいですね。

母乳育児に関する情報が詰まった1冊でした。
母乳に関して悩んでいる方はぜひ一度目を通してみてはいかがでしょうか?

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