「小林さんちのメイドラゴン」の作者の妊娠・出産・育児体験記。
不妊治療のこともわかるコミックエッセイです!
カザマアヤミさんって知ってる?
可愛い絵柄の漫画家さんなんだけど
小林さんちのメイドラゴンとかアニメでもやってたわよね
そのカザマアヤミさんが描いた出産レポートがあるんだって
不妊治療のことなんかもわかって良い本ね
もちろん、漫画としてもとても面白いわ!
本日レビューする育児本は「出産の仕方がわからない!」です。
本書の著者はカザマアヤミさん。
カザマアヤミさんは漫画家さん。
現在は月刊アクションで『小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記』を連載中。
かわいい絵柄で大人気の作家さんです。
そんなカザマアヤミさんが妊娠、出産、育児に関する体験を描いたのがこのコミックエッセイです。
本書の目次は以下の通り。
目次
結婚はしたけれど
恥ずかしいのラインがわからない!
子どもが欲しい!理由がわからない!
つわりかどうか、わからない!
妊婦の下着がわからない!
バースプランがわからない!
乳首が一発でモゲるって、何?!
「子宮口の開き」がわからない!
いきみ方がわからない!
母親がわからない!
産後こぼれ話―授乳編
産後こぼれ話―心配編
本書の体験記の特徴は不妊治療からスタートしていること。
カザマアヤミさんは病院で検査したところ排卵が起きていないことが判明。
まずは不妊治療を行うところから始まります。
不妊に悩んだり不安を抱く夫婦は結構多いのではないでしょうか?
我が家も最初、お互いがちゃんと子どもが作れる身体なのかどうか検査してから妊活をスタートしました。
知り合いにも不妊治療で大変な思いをした方は少なくありません。
そんな不妊治療ですから気になる人は多いですよね。
でも不妊治療はなかなかデリケートな話ですし、説明されている本もなかなか壮絶なものや硬いものが多い印象です。
本書の場合はカザマアヤミさんの絵柄で不妊治療の体験が可愛くコミカルに描かれているので、気軽に勉強しやすいでしょう。
とはいえ、内容はかなり大変そう。
特に性交のタイミングを指定されたり報告しなければならないのは女性も男性もかなりしんどい人は多いのではないでしょうか。
お互いの理解と協力がないと不妊治療はなかなか成し遂げられないですね。
また、要所要所で出てくる「野生に還る」という概念。
体の変化や子どもがほしい理由、母性に関して、色んなところでこの概念を使って自分の状況に納得しているのがなかなかおもしろいなと思いました。
そんな漢字で可愛く面白く出産体験を読めるのが本書です。
特に不妊治療に興味がある方は本書を読んでみてはいかがでしょうか?
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